市民の生活を支える大切な水を守るために

私たち下関上下水道工事業協同組合は、長きに渡って下関市の上下水道・給排水衛生工事を行う業界の団体として今日まで活動して参りました。嘗ては、建設業の中での単なる一業態であり、他業態とは棲み分けした中で内向きな活動に終始して参りました。

しかしながら、高度経済成長を過ぎ、一定以上の受給割合が崩れて以降、縦割りだった業界区分のボーダレス化や、それに伴い旧態然とした形態での経営スタイルの崩壊の影響で、老舗企業の撤退や経営破綻が進みました。それと同時に、我が国は高齢化と人口減少が進み、当然下関市も例外ではなく、労働力の確保や働き方改革等新たな法的要件を満たすことも含め、業界を取り巻く環境は益々厳しくなっています。様々な業界団体が解散していく中、私たちしもみずが解散せずに今日を迎えられたのは、私たちを必要とする社会的役割、特にライフラインである水道本管の修繕待機業務を全面的に委託されている部分が大きいと考えています。

世の中から必要とされる役割を果たすことの重要性を理解し、共に切磋琢磨しながら新しい環境に順応出来るよう支援し合い、持続可能な社会開発に参加する意義と共に共存共栄し合えるしもみずに、是非ご参加下さい。

なお、会員種別には正会員と賛助会員があります。 正会員は組合の資産への出資も含まれるため多額の出資金が必要となりますが、賛助会員は入会金・保証金のみで参加可能です。議決権が無い以外、大きな差はありませんので、先ずは賛助会員からのご参加をお勧めします。

理事長　合田 哲朗